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【熨斗(のし)とは?】意味やマナーをわかりやすく解説

 

熨斗(のし)とは

熨斗(のし)とは、お祝いごとの贈り物やご祝儀袋などに付けられる縁起物のことです。

現在では、のし紙や祝儀袋の右上に付いている飾りを指すことが一般的ですが、もともとは「あわび」を干して薄く伸ばしたものを紙で包んだものが起源とされています。

古くから「あわび」は長寿や繁栄を象徴する縁起の良い食べ物とされており、贈り物に添えることで相手への敬意や祝福の気持ちを表してきました。


熨斗にはどんな意味があるの?

熨斗には、

・お祝いの気持ちを伝える
・相手への敬意を表す
・良いことが末永く続くよう願う

という意味が込められています。

そのため、結婚祝い・出産祝い・新築祝い・長寿祝いなどの慶事(お祝いごと)では、熨斗を付けるのが一般的です。

単なる飾りではなく、日本ならではの「相手を思いやる気持ち」を表現する文化のひとつと言えるでしょう。


どんな時に熨斗を付けるの?

慶事(お祝いごと)

熨斗は主に次のようなお祝いの場面で使用されます。

・結婚祝い
・出産祝い
・入学祝い
・新築祝い
・長寿祝い
・開店祝い

お祝いの気持ちを表すため、熨斗を付けたのし紙や祝儀袋を使用します。


お見舞いには熨斗を付けない

一方で、お見舞いには熨斗を付けません。

これは、熨斗に込められた

「良いことが長く続くように」

という意味が、

「病気やけがが長引く」

という連想につながるためです。

お見舞いでは、一日も早い回復を願うことが大切なため、熨斗の付いていないお見舞い用の封筒やのし紙を使用します。


「熨斗袋」と「祝儀袋」は同じではない?

普段何気なく「熨斗袋(のしぶくろ)」と呼んでいるものでも、実はすべてに熨斗が付いているわけではありません。

たとえば、

・結婚祝いの祝儀袋 → 熨斗あり
・出産祝いの祝儀袋 → 熨斗あり
・お見舞い袋 → 熨斗なし
・香典袋 → 熨斗なし

という違いがあります。

そのため、正確には「祝儀袋」の中に、熨斗が付いているものと付いていないものがあると言えます。


葬儀や法要で熨斗は使うの?

ご葬儀や法要で使用する香典袋やお供えには、基本的に熨斗は付けません。

熨斗は「お祝い事」のためのものとされているためです。

その代わり、弔事では黒白や双銀の水引を使用し、故人を偲ぶ気持ちやご遺族へのお悔やみの気持ちを表します。

冠婚葬祭では、場面に応じて熨斗の有無を使い分けることが大切です。


岡山市・総社市のお葬式の現場で感じること

岡山市・総社市でご葬儀や法要のお手伝いをしていると、

「お布施に熨斗は必要ですか?」

といったご質問をいただくことがあります。

この地域では、お布施を白黒の水引が付いた袋でお渡しするケースが比較的多く見られます。

また、お寺様によっては紅白の水引を用いる場合もありますが、いずれの場合も熨斗は付けないのが一般的です。

これは、熨斗がお祝い事のための飾りであり、お布施は故人の供養や仏様への感謝の気持ちを表すものだからです。

熨斗や水引には、それぞれ意味があります。

少し難しく感じるかもしれませんが、「相手を思いやる気持ちを形にするための日本の文化」と考えると分かりやすいかもしれません。

ご葬儀や法要の場面では、普段あまり触れる機会のないマナーに戸惑われる方も少なくありません。

マナーを知っておくことで、より安心して気持ちを伝えることができます。


まとめ

熨斗(のし)は、もともとあわびを起源とする縁起物で、お祝いの気持ちや相手への敬意を表すために使われてきました。

結婚祝い・出産祝い・長寿祝いなどの慶事では使用しますが、お見舞いや香典袋には使用しません。

熨斗の意味を知ることで、日本の冠婚葬祭文化への理解も深まります。

岡山市・総社市で、ご葬儀や法要、香典やお供えのマナーについてお困りの際は、お気軽にご相談ください。

※本記事は、岡山市・総社市エリアでお葬式をお手伝いしている、岡山県総社市の葬儀社「総社花萬・総社セレモニーホール」が、家族葬・一般葬・直葬・法要などの現場経験をもとに解説しています。